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01.地抜き
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製品づくりは、プレス加工で製品の形に抜く「地抜き」からスタートします。材料は銅やステンレス、アルミ、チタンと多様ですが、いずれも片面にビニールシートを貼った状態で仕入れています。傷や汚れを防ぐちょっとした工夫も、ツボエならではのこだわりです。
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02.平打ち
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地抜きで抜いた後は、プレス機械で行う「平打ち」で平らに仕上げます。地抜きの後でも十分平らには見えますが、おろし金の基礎となる「目立て」の作業では、より平滑であることが求められるためです。一見単純な作業ですが、とても重要な工程です。
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03.穴あけ
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製品の持ち手の部分に穴を開ける作業です。穴の位置が天地左右とずれないよう、しっかりと目で確認しながら穴を開けていきます。
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04.打刻
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穴あけの後には、社名の刻印を施します。ここまでの工程で、製品の目立てまでの準備は完了です。
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05.目立て
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おろし金の“基礎”を作るのが「目立て」。通常、量産向けのプレス機では一気に目立てを行いますが、ツボエでは最新かつ特注のNCマシンを利用し、一目ずつ叩いて起こす「本目立て」を機械作業で行なっています。本目立てと通常の目立ての大きな違いは、切れ味と耐久性という面で如実に表れます。切れ味の良さ、おろしたものの食感や味わいと、おろし金の品質の全てを司る作業といっても過言ではありません。
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06.成形
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目立てが終わり、平らな状態の製品を立体的に仕上げていく「成形」。おろし金の刃をつぶさないために特殊な金型をパワープレスにを取り付け、製品のふちやくぼみ、角度を付けます。成形を経ることで、製品そのもの形に仕上がっていきます。
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07.研磨
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製品の色味や表面の小さな凹凸を「研磨」で均一に仕上げます。例えば、銅のおろし金などは柄の部分が加工段階で変色することもあるため、研磨作業で丁寧に磨くことで色味を均質に整えます。他にも地抜きによるバリ取り、ツヤ出し(ツヤ消し)なども研磨で行います。
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08.洗浄
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加工のためにつけた油やほこり、ゴミなど、加工段階でついた汚れは「洗浄」でしっかりと洗い流します。刃がぶつかってつぶれたり、製品に傷ができたりしないよう、仕切りを設けたかごに製品を並べて入れます。清浄後の汚れの有無は、しっかりと目視で確認します。
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09.レーザーマーキング
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製品や材質によって打刻、レーザーマーキングと使い分けています。
ツボエの「極上シリーズ」はレーザーマーキングで刻印します。
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10.最終検品
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製品出荷前の「最終検品」では、ルーペなどを使って一つ一つしっかりとチェック。特に製品の肝となる目立て部分は特に念入りに刃のつぶれや傷などがないかを確認します。確かな品質は高い技術はもちろん、それを見極めるスタッフの“目”にも支えられているのです。
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11.梱包
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製品をビニールケースに入れたり、保護材を巻くなどして丁寧に梱包します。
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12.出荷
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その際、気を付けているのが段ボール。せっかく製品が素晴らしいものであっても、汚れや凹みがある段ボールに入って届いてはその製品の価値が下がるとツボエは考えます。外見も汚れなく、きれいな状態でお客様のもとへ届けることもポリシー。段ボールの状態も目で見て最終チェックを行います。
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